平成20年度富山県文化ホールネットワーク公演事業

歌舞伎「萬夜一夜先代萩」 (まんよひとよのせんだいはぎ)



日時   平成21年2月19日(木) 18:30開演   (18:00開場)

チケット 全席指定  一般4,000円 (当日4,500円)

出演者  朝丘雪路、林与一、江藤潤、西川鯉之祐 他

演目  萬夜一夜先代萩
  第1幕  鶴千代御殿の場(60分)
  第2幕  老後の政岡(35分)

リーフレットはこちら

ネットワーク公演日程
場所 北アルプス文化センター 南砺市城端伝統芸能会館「じょうはな座」
日時 平成21年2月20日(金)
18:30開演  (18:00開場)
平成21年2月21日(土)
14:00開演  (13:30開場)
チケット 全席指定  一般4,000円 (当日4,500円)
ご案内   ●じょうはな座Jointo倶楽部会員特典としてチケットは5パーセント引きとなります。
●じょうはな座公演では、前売りで完売した場合には当日券はありません。また、チケットは
  お一人様5枚までのご購入とさせて頂きます。
●高岡文化ホールとじょうなは座において未就学児のご入場はご遠慮願います。
●北アルプス文化センターにおいて未就学児のご入場は母子席での対応となります。
●高岡文化ホールにおいて公演中の一時保育を希望される方は公演日の2週間前までに
  お申し込みください。(無料)
●北アルプス文化センターとじょうはな座には一時保育はありません。
●公演の日時や内容は都合により変更になる場合があります。



みどころ    歌舞伎に馴染みのない方でも、原田甲斐を主人公に伊達62万石のお家騒動を
題材にした山本周五郎の著書、「樅の木は残った」をご存知の方は多いのではな
いでしょうか。歌舞伎ではこの騒動を題材にした作品を一般的に先代萩(せんだ
いはぎ・通称)と呼び、ファンにとっては大変馴染み深いものです。また、女形の歌
舞伎役者にとって、先代萩の『政岡』を演じるということは役者冥利に尽きるといわ
れるほどの、まさに大役となっています。
 今回取り上げるこの作品に知名度・至芸を兼ね備え、円熟味とともに圧倒的な存
在感で活躍を続ける朝丘雪路が挑みます。芸歴はもとより、実際に母親として子育
てをした経験を持つ女優がこの役を演じるということは、大変意義深いことです。凛
とした気迫とそれを包み込む情味を持つ朝丘ならではの政岡をご堪能ください。そし
て、元々は歌舞伎の家柄の出身でありながら敢えて、独自の俳優路線を歩みなが
も常に『和物』の気品高い雰囲気を醸し出し、多くのファンから支持されている林与
一、昭和51年に五木寛之の代表作『青春の門〜筑豊編〜』で主役・伊吹信介役を
演じ、一躍お茶の間の人気者となり、その後もTVだけでなく映画・舞台と幅広く活
躍を続ける江藤潤など、豪華な顔ぶれです。どうぞご期待ください。


あらすじ 第1幕  鶴千代御殿の場
 東北の名家・伊達家では、次期藩主に誰を推すか、藩内は大きく二つに分裂する
事態に陥っている。こうした中、幼君・鶴千代暗殺をたくらむ仁木弾正一味の一人
である栄御前は、毒入りの菓子折りを「将軍から遣わされたもの」を持って現れ、鶴
千代に食させようとする。しかし常日頃から幼君の乳母であり擁護役でもある母、政
岡から、毒見役を言いつけられている実子・千松は、母からの言いつけを護り、自ら
が犠牲となって暗殺計画を阻止することになる。我が子の無常な最期を目の当たり
にする政岡だったが、弾正一味を前に、幼君・鶴千代の無事を最優先に、涙一つこ
ぼすことなく毅然とした態度で事態を収拾する。

第2幕  老後の政岡
 この騒動から30年余りが経ち、成人した鶴千代は藩主・伊達綱村となり名君として
領地を治めている。ある日、暇乞いに出仕した政岡が来ていることを知った綱村は、
政岡を自分の前に呼ぶよう言いつける。久しぶりに再会を果たした二人にとって、月
日が流れても尊い犠牲となって死んでいった千松の事件を忘れられる筈もなく、優し
く語り掛ける綱村を前に、それまで気丈に生きてきた老女・政岡は、今は亡きわが子
・千松を思い、初めてさめざめと涙を流すのだった。



主催   財団法人富山県文化振興財団 富山県高岡文化ホール
財団法人上市町健康文化振興財団
南砺市城端伝統芸能会館「じょうはな座」
共催   北日本新聞社、北日本放送、富山県高岡文化ホール音楽友の会
公演   富山県、富山県公立文化施設協議会、(社)富山県芸術文化協会